ノルマンディー地方南西部のドンフロンテ地区マンティリー村にある作り手。フランスの中でも洋ナシの一大生産地でこの地区のAOCを名乗るには原材料の30％以上洋ナシを使う決まりがあります。 ルモルトン社と同じ村、車で15分位の距離です。 パコリー社は非常に小さな家族経営の生産者です。主にシードルの販売をされています。 今回、パコリー社を訪問し非常に丁寧に案内をしていただいた中で一番驚いたのは熟成中のカルバドスの樽が70樽ほどしかなかったことです。 そんな小さな生産者のカルバドスが日本で楽しめることに感謝です。 この30年もの洋ナシ70％リンゴ30％の構成。 樽の影響をあまり受けておらず、本当にフルーティーで洋ナシのニュアンスを感じられます。