4月17日から発送。 48.1%.Calvadosではハイアルコールである。 #90に比べると色は明るい。 最初にアルコールのボリュームが上がり、柑橘、青リンゴ、杏子、ミント、アールグレイ。 爽やかでフルーティーな印象。 味わいは力強さと、樽由来ではないカルバドスの甘さを感じる。 今までリリースしたApreval社のCalvadosは色が濃く甘い味わいの物が多かったのですが、私は#05の様なCalvadosがApreval社のハウススタイルを反映していると思います。 アプルブァル社は、 ノルマンディ地方の港町、オンフルールの高台に居を構える20世紀初頭創業の家族経営の生産者。最初はこの地で約25ヘクタールの土地 を開墾して、作物栽培と家畜飼育とを組み合わせた混合農業からスタート。その後、現女性当主のアガーテ・レタリー氏が就任した1998年に、 カルヴァドスとシードルの生産に特化すべく、農園のほぼすべてをりんご栽培に切り替え、新たに1800本のりんごの木を植樹して大きく路線変更。 現在はその体制がしっかりと定着し、更なる進化を遂げる過程にある注目の生産者です。現在では、カルヴァドスの生産地観点からすると、 最も評価の高いAOCペイ・ドージュ地区を中心に、自社畑で17種類のりんごを栽培、その全てがフランス政府からの有機認証を受けています。 アプルヴァルで生産されるカルヴァドスとシードルの全ては、この自社畑で収穫されたりんごのみを原料に作られています。